香川県さぬき市の廃屋近くで12日に遺体で見つかった19歳の男性の死因が司法解剖の結果、頭部への外傷だと分かりました。
12日午前1時ごろ、さぬき市鴨庄の山中の廃屋近くで、奈良県のアルバイトの男性(19)が頭から血を流して死亡しているのが見つかりました。
警察によりますと、15日に行われた司法解剖の結果、男性はの死因は頭蓋骨の骨折やくも膜下出血、脳挫傷だと分かりました。11日の深夜に死亡したと推定されています。
警察はこの解剖結果に加え、廃屋の屋上に男性のものとよく似た足跡があったことなどから、男性が屋上から落下して亡くなったとみています。
また、屋上や男性の遺体に争った形跡はなく、付近の防犯カメラの映像で男性が他の人と一緒にいたことは確認できなかったということです。警察は事故と自殺の両面で調べています。