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道に迷っていた高齢者を交番に 小学6年生に感謝状「緊張より助けたい気持ちが強かった」高松北警察署

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 道に迷っていた高齢者を助けた高松市の小学生が17日、警察から感謝状を贈られました。

 高松北警察署で感謝状を受け取ったのは、香西小学校の6年生、西紋康平さん(12)です。

(西紋康平さん)
「達成感とかいろんな気持ちが混ざり合っていましたけど、まずはほっとしていました。(友達に感謝状を)もっと自慢してやりたいと思います!」

 5月15日の放課後、西紋さんがサッカーの練習場に向かっていると、路上であたりを見回す高齢女性を見かけました。道に迷っているのではないかと思った西紋さんが声をかけたところ「帰り道が分からない」と言われたため、交番まで連れて行ったそうです。

(西紋康平さん)
「(おばあちゃんは)ここらへんで自転車を降りて、こんな感じできょろきょろしていました。『大丈夫ですか?』って『困っていたら何かできることはありますか』って声をかけました」

 サッカーのクラブチームではキャプテンを務め、普段から周囲をサポートしているという西紋さん。でも見知らぬ人を助けるのは初めてでした。

(西紋康平さん)
「緊張も助けたい気持ちも両方あったけど、助けたいの方が強かったです。(誰かが)困っていたら最優先に声をかけたいし、後の行動をどうするか考えていきたいです」

 警察は西紋さんの勇気ある行動に感謝するとともに、不審な様子に見える高齢者を見かけた場合は警察へ連絡してほしいと呼び掛けています。

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