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プロジェクションマッピングの実行委 構成委員を公表…「黒塗りは不適切だった」答申受け、知事陳謝 香川

 香川県立アリーナで2025年から行われているプロジェクションマッピングなどのイベントの実行委員会について、情報公開審査会が「構成委員を公開すべきだ」と答申したことを受け、香川県が15日、「黒塗り」で開示していた委員の役職名を明らかにしました。

 香川県などで作る「県立アリーナを活用した観光コンテンツづくり事業実行委員会」は、「夜型観光」を推進しようと、2025年3月と10月、26年2月にあなぶきアリーナ香川の屋根に映像を投影するプロジェクションマッピングを実施。2025年12月にはクリスマスマーケットを開催しました。2025年度は8700万円、26年度は3億2000万円(当初予算ベース)を県が負担しています。

 この実行委員会の名簿や事業費の内訳などの情報公開請求で、構成するメンバーが委員長(香川県副知事)以外は黒塗りだったことを不服として、香川県議会の植田真紀議員が2025年6月に外部の学識経験者で作る情報公開審査会に審査請求。

 審査会は「委員の評価や発言が記載されているなどの事情はなく、今後の公募事務などに支障を及ぼすおそれがあるとは認められない」として、構成委員を公開すべきだと26年4月16日付で答申しました。

 これを受け、県は5月15日、請求人の植田県議に実行委員会の構成委員を開示。同じ情報公開請求をしていたKSBの記者にも開示されました。

 公表された委員の役職名は、以下の通りです。
委員長:香川県 副知事
副委員長:公益社団法人 香川県観光協会 専務理事
委員:香川大学経済学部 教授
   公益財団法人 高松観光コンベンション・ビューロー 理事長
   シンボルタワー開発株式会社 専務取締役
   香川県 交流推進部長
   香川県 土木部理事
   香川県教育委員会事務局 副教育長(兼新県立体育館整備推進総室長)
監事:公益社団法人 香川県観光協会 事務局長

 香川県は「実行委員が委託業者の選定も行うため、公にすると外部からの圧力や干渉などの影響を受けるおそれがある」と主張していましたが、11日の定例記者会見で池田知事は「(非公開とした)われわれの最初の判断は適切ではなかった」と陳謝。今後、実行委員会の支出の妥当性を検証できるよう「県の情報公開請求にならって同様のものが公開されるようにすべき」と述べました。

KSB 報道
執筆:KSB報道
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