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岡山桃太郎空港の23年度収支 8年連続で赤字も着陸料・利用者数ともに回復傾向

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 岡山県は、2023年度の岡山桃太郎空港(岡山・北区日応寺)の収支をまとめ、2億5000万円ほどの赤字だったと発表しました。一方で、収入の大半を占める着陸料などの収入は回復傾向にあり、担当者は「より使いやすく選ばれる空港にしていきたい」としています。

 岡山県のまとめによると、2023年度の岡山桃太郎空港の収入は約6億1000万円(前年度比+約1億3300万円)で、そのうち大半を占める着陸料などの収入は約4億7400万円(前年度比+約1億1200万円)で、新型コロナ禍の影響から回復傾向となりました。

 一方、支出は約8億5600万円(前年度比+約7200万円)です。このうち3年に1回実施する滑走路の定期検査や燃料費や人件費の高騰などの影響から維持管理費が6億6600万円(前年度比+約7600万円)となりました。収支の赤字は8年連続です。

 岡山桃太郎空港の利用者数は国内線・国際線合わせて、2023年度は約129万人で4年ぶりに100万人を上回り、24年度には国際線の増便などから約138万人となっています。新型コロナ禍前の2018年度は約158万人でした。

 岡山県の担当者は「着陸料・利用者数ともに回復傾向にある」「岡山県を知ってもらえるきっかけとなるよう、より使いやすく選ばれる空港を目指していきたい」としています。

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