20日に投票が行われた参議院選挙・香川選挙区で、国民民主党・新人の原田秀一さん(52)が自民党の現職を破って初当選を決めました。「お膝元」での勝利を受け、玉木雄一郎代表はオンラインで原田さんの事務所にメッセージを送り、「次の衆院選では香川3区にも候補者を擁立し、党勢の拡大を目指す」と述べました。
(国民民主党/玉木雄一郎 代表)
「地元が気になっておりましたけれども、皆さんに支えられて原田秀一、当選することができました。本当にありがとうございます。
2007年に(当時民主党の)植松恵美子さんが当選して以来、この香川は野党系が議席を得ることができなかった。いわゆる保守王国、厳しい選挙区でありますけど、今回、皆さんに原田秀一を押し上げていただいたことの意味は『日本の政治を変えてくれ、香川の政治を変えてくれ』というメッセージだと思いますので、これまでもどうしても税金をとって配る側の立場の政治が続いてきたことを、『納税者や働く者や生活者の立場に立った政治に変えてくれ』という、その悲痛な声がこの結果につながったんだというふうに思っています」
「そう遠くないうちに衆議院選挙も行われますので、従来から申し上げている香川3区についても(候補を)擁立するなど、県内での党勢拡大に向けてさらに努力をしていきたい」