年に2日間だけ渡れる津嶋神社の「つしま橋」。2025年もその特別な2日間がやってきました!
(記者リポート)
「きょうも気温は30℃を超える暑さですが、つしま橋、別名『しあわせ橋』を子ども連れを始め、たくさんの老若男女が渡っていきます」
三豊市三野町大見の瀬戸内海に浮かぶ小さな島。ここには「子どもの守り神」が宿る津嶋神社の本殿があります。
岸から250mほど離れていて、普段は歩いて島に渡ることはできません。 毎年8月4日と5日に開かれる夏の例大祭に合わせ、その2日間だけ特別に橋が架かります。
4日は県内外から多くの参拝客が訪れ、祈祷を受けるなどしていました。
(東京から来た親子)
「私が小さい時にも、実は子どもの時に来てたので、娘ができてからも通いたいなと思って」
(沖縄から来た親子)
「(本に)幻の神社って書いてあって、息子が2024年生まれたので、健やかに無事に成長してくれるようにということで願いました」
来ていたのは子連れの参拝客だけではありません。
(京都から来た大学生)
「SNSで調べててきょうこれがあるって(知って)来ました。すごく特別な感じがして(橋を)歩けるのもすごくいいなと思いました」
津嶋神社によると最近SNSなどで話題になり、若い世代にも観光スポットとして人気だということです。
また、日本一営業日が短いJRの駅として知られる、「津島ノ宮駅」が2025年も例大祭に合わせて臨時で開設されています。JR四国によりますと2025年は電車を待つ人や駅員の熱中症対策のためにミスト付きの扇風機などを増設したということです。