香川県警が12日、警察官2人が個人情報が書かれた書類を一時紛失したことを発表しました。
書類を一時紛失したのは、高松北警察署の交通課に勤務する30代の男性警部補と30代の男性巡査長です。
香川県警によりますと、2人は2025年8月3日、高松市の住宅を訪問し、交通関係の捜査をしました。敷地に止めていた車の中を調べた際、運転席に個人情報が書かれた書類を置き忘れたということです。
A4サイズの6枚がホチキスで止められて画板に挟まれていて、捜査に関係する警察官8人の苗字と、車の持ち主を含む捜査対象の9人の氏名や住所、車両番号などが記載されていました。
2人は書類を置き忘れたことに気付かないまま警察署に戻り、車の持ち主が「画板を置き忘れている」と連絡して発覚しました。
書類は全て回収され、個人情報の流出は確認されていないということです。
香川県警は「関係者の方々や県民の方々に心からお詫びを申し上げたい。今後は一人一人に指導を徹底し、同じような事案を起こさないように努めたい」とコメントしています。