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都市公園事業の負担金 2025年度分の通知受け… 岡山市「県と協議したい」

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 都市公園事業の負担金を巡り意見の対立が続く岡山県と岡山市。7月、岡山県は2025年度分の負担を求める通知を岡山市に送りました。岡山市の大森市長は、支払うかどうかを決めるため、岡山県と協議したいという考えを示しました。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「我々も結論を今、ここで言える段階ではありません。当然、県と議論をしてどういう合意をしていくのかそれが重要だろうと思っております」

 岡山県は県総合グラウンドの整備などの都市公園事業について市町村に負担を求める条例を定めています。

 岡山県は、岡山市にあるJFE晴れの国スタジアムのナイター照明を水銀灯からLEDに付け替えるための事業費として2025年度に300万円を計上しました。国の交付金と岡山県の負担分を除いた75万円を岡山市が負担するよう7月30日付けで通知しました。

 都市公園事業を巡る岡山県と岡山市の負担割合は半々で、岡山市は「割合が高い」として以前から岡山県に見直しを求めています。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「今回もまた十分な議論のないまま通知がなされたというのは残念であります。何らかの提案をさせていただいて話し合いがスムーズに動くようにしたいと思っています」

 一方、伊原木知事は―

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「岡山市の方から条例を見直すに足る理由ですとか内容を示されておりませんので、現時点で見直すことは考えていない。先方から協議の申し入れがありましたら、我々とすれば真摯に対応していきたいと考えています」

 2023年度分について岡山市は延滞金の発生を避けるため、岡山県の請求通りに支払いました。2024年度分は岡山県が対象事業を実施しなかったため、負担金は発生していません。

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