バレーボールSVリーグの岡山シーガルズが2024年度の決算を報告し、約8600万円の赤字だったことを明らかにしました。
シーガルズによりますと、2024年度の営業収益は約4億4600万円、営業費用は約5億3200万円で約8600万円の赤字でした。
試合数の増加に伴い興行運営費や遠征費が増加したことや、広告・入場料収入が伸び悩んだことなどが要因と分析しています。
SVリーグでは現在、決算の公表義務はありませんが、市民クラブとして透明性の高い経営を行うため、SVリーグとしては初となる公表に踏み切ったということです。
SVリーグでは、2026-27シーズンに売り上げ6億円(賞金・配分均等を除く)を達成できない場合はライセンスが発行されない恐れがあり、SVリーグでの継続参戦が難しくなるということです。
シーガルズは、チケット価格を見直したりアリーナグルメの開発などマーケティングに力を入れて経営の改善を図るとしています。