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香川では1カ月で3倍以上…夏に新型コロナ感染者が急増 なぜ?予防方法は? 医院長「流行時期のマスク着用は重要」

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 厳しい暑さが続く夏、警戒すべきは熱中症だけではないようです。新型コロナウイルスの感染者が急増しています。

 新型コロナウイルスが5類に移行してから1年以上が経ちました。街中でマスクを付けている人を見ることも少なくなりましたが……。

 香川県では7月13日までの1週間の1医療機関当たりの患者数0.88人に対して8月3日までの1週間は2.88人と、1カ月で3倍以上に増加しました。岡山県でも増加傾向にあり、8月3日までの1週間は1医療機関あたり4.52人の患者がいると報告されています。

 高松市の診療所によると、「熱い」「だるい」という症状があり、熱中症の疑いで受診した人が実は新型コロナに感染していたというケースも少なくないそうです。

 なぜ夏に感染者が増えるのでしょうか。

(みき内科外科医院/三木明寛 院長)
「夏休みに入った7月後半あたりから患者が増えてきていると思います。人の移動が増える時期なのでそれに伴って感染が広がったと思います。(Q.現在の新型コロナの症状は?)やっぱり発熱と喉の痛み、あとは通常の風邪のときよりはちょっとだるさが強いなとか症状は多彩でいろいろあります」

 以前に比べて重症化するリスクは低いと言われていますが、65歳以上の高齢者は重症化しやすいそうです。

(みき内科外科医院/三木明寛 院長)
「インフルエンザとかよりも死亡率は高いと言われていますのでお亡くなりになる方は65歳以上の高齢者になりますので、高齢の方は依然として注意が必要になってきます」

 夏休み中で帰省や旅行など今後も移動が多い時期が続きます。予防方法は?

(みき内科外科医院/三木明寛 院長)
「手洗いうがい、換気、マスク着用など基本的な感染対策になります。もちろん暑いですし、時と場合にもよりますけど感染が流行ってきている時期に関してはマスクの着用は重要なことかなと考えています」

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