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企業の生成AI利用 24%にとどまる 主に人手不足の代替ツールとして活用か 香川

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 百十四経済研究所が香川県内の企業を対象に生成AIの利用状況をアンケート調査したところ、「利用中」と答えた企業は24%にとどまり、「利用していない」が50%にのぼりました。「検討中」が20%、「試行中」が6%でした。

 どんな業務で利用しているかを尋ねたところ、「メール、会議メモ、マニュアルなどの文書作成」が67%と最も多く、「データ分析や報告書作成など」が41%、「商品やサービスの企画や開発」が24%、「IT対応」が23%、「顧客対応、チャットボット、FAQ」が21%と続きました。

 生成AIの効果や期待について尋ねたところ、9割が「作業時間の短縮」、5割が「人手不足の補充」と答えました。業績の向上につながる「アイデア創出」は42%、「品質向上」は22%にとどまりました。

 百十四経済研究所によりますと、生成AIが人手不足の解消につながる期待はあるものの、どの業務でどう活用れば良いかイメージできていない企業が多いようだということです。

 調査は2025年6月、香川県内に本社または主工場がある421社に郵送とウェブで行い、271社から回答を得ました。

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