防災の知識や技能を身に着けた「防災士」。岡山県美咲町の小学5年生が県内最年少で防災士の資格を取得しました。
防災士の資格を取得したのは、柵原学園5年生の安東俐哉さん（10）です。
安東さんが防災士を志したきっかけは、4年生の総合学習の授業です。東日本大震災の時、小学生が津波からの避難経路を見つけ、ほかの児童が助かったという絵本を読んで「自分も困っている人を助けられる存在になりたい」と考えたそうです。
母とともに学びを深め、2025年6月の防災士の試験を受験し、見事合格しました。
安東さんは25日に美咲町役場を訪れ、町長に資格取得を報告しました。「これからは防災士として、学校や地域、美咲町を支えられるように頑張ります」と話したということです。
