琴平山博覧会実行委員会(琴平町)は、金刀比羅宮と町内各所を舞台に、関係人口型アートフェス「琴平山博覧会」を9月1日から12月25日まで開催します。
琴平山博覧会は1873年(明治6年)に初回、1879年(明治12年)に第2回が開催され、今回が146年ぶりの開催です。
参加するアーティストは、愛媛県四国中央市出身の書家・紫舟や、台湾の書道詩人・何景窗(ホー・チンチュアン)と写真芸術家の林育良(マコト・リン)、写真家の宮脇慎太郎、竹あかり芸術家の池田親生ら。アート展示や演劇、音楽ライブなどが行われます。また、AIオンデマンド交通や商店街再生など「琴平の未来をつくるプロジェクト」が紹介されます。
実行委員会などによりますと、明治の琴平山博覧会は、日本洋画の先駆者・高橋由一の油絵が金刀比羅宮に展示されたほか、蒸気機関による精米機や製糸機などの先端技術が披露され、作家・発明家・技術者が集まり、全国から訪れた人が文明を目の当たりにしたということです。