7月に行われた参議院選挙の岡山県の年代別投票率が、全ての年代で前回を上回ったことが選挙管理委員会の抽出調査でわかりました。
抽出調査は、年代ごとの傾向を調べるためのもので、岡山県にある30の市区町村のうち4市区町村から1つの投票所を抽出して行われました。
全体の投票率は60.77%で前回より9.1ポイント上がりました。特に若者や中高年層では10ポイント以上上昇しました。
最も上昇したのは「30歳から34歳」の16.59ポイントで、次いで、「25歳から29歳」の16.42ポイントでした。そのほか、「40歳から44歳」と「19歳」も前回から15ポイント以上高くなりました。
県の選挙管理委員会は、「接戦で選挙そのものへの関心が高かったことが投票率向上につながったのではないか」と分析しています。