市民がランニングやウォーキングをしながら防犯パトロールする取り組みが2日、岡山県備前市で始まりました。
出発式では岡山県出身の有森裕子さんがランニングを指導しました。備前市で行われたランニングパトロールの出発式には、市民ら約100人が参加しました。
式では、オリンピックメダリストで日本陸上競技連盟会長の有森裕子さんが準備運動や正しい姿勢などについてのランニング指導を行い、参加者は熱心に聞き入っていました。
この取り組みは備前警察署や消防などが企画したものです。
今後、参加者はランニングやウォーキングの機会に防犯などを呼び掛けるオリジナルのTシャツを着てパトロールを行います。
(日本陸上競技連盟/有森裕子 会長)
「やっぱり走ってパトロールするっていうのはよりこの細部を見られる、細部に気付く。走ることによってパトロールする良さっていうものがあるなと思って」