香川県は70年以上前からオリーブの研究を続け、2021年に県オリジナルの2つの品種がオリーブとして国内で初めて品種登録されました。その愛称が「せとみどり」と「オルビーノ」に決まりました。
果実加工・オイル用の品種「香オリ3号」は、静岡県の石川野雅さんが提案した「せとみどり」に決まりました。
産地が一目でわかる「せと」と、新漬けの鮮やかな「みどり」を組み合わせ、さわやかな気候が伝わる点が評価されました。
またオイル用の品種「香オリ5号」は、愛知県の吉川和希さんが提案した「オルビーナ」に決まりました。
オリーブとラテン語で光を意味する「ルーメン」を組み合わせ、高品質オイル用品種のイメージに合う点が評価されました。
愛称の募集は6月から7月に行われ、2品種合わせて2951点の応募がありました。
2025年の新品種は、新漬けは11月上旬ごろから、オイルは12月中旬ごろから出回る予定です。