高松市の大西市長は14日、2026年度から採用難になっている技術職を中心に採用試験を見直すことを発表しました。
高松市は土木、建築、機械、電気の各職種の大卒等の採用試験に早期募集枠を新設します。3月に募集を開始し、6月に合格者を発表するもので、定期募集枠の採用スケジュールより2カ月から3カ月早くなります。定期募集枠との併願は可能です。
早期募集枠の一次試験に、民間で多く用いられているSPIを採用して企業志望の学生の受験を促します。
対象の職種の2025年度の採用試験(大卒等)の倍率はいずれも1.0倍以下で、エントリーしても企業から内定を得るなどして受験しない学生が多いため、早期募集枠を開設しました。定期募集枠との併願は可能です。
大学生や合格者を対象にしたリクルーター制度を導入し、内定辞退や早期離職の抑制を図ります。
元職員を採用するカムバック採用も実施します。高松市での勤務経験が5年以上、退職後15年以内の50歳未満が対象で、退職時と同一の職種のみ受験可能です。全職種が対象で、状況に応じて募集するということです。こちらは8月に募集を開始し、12月に合格発表の予定です。