岡山市が国際友好交流都市のアメリカ・サンノゼ市に寄贈したブロンズ製の「桃太郎像(高さ約1.5m)」が盗まれていたことが28日、分かりました。
岡山市によりますと、盗まれたのは1993年に友好交流都市35周年を記念して寄贈したもので、市庁舎に近い公園に設置されていました。
サンノゼ市の担当者から16日にメールで盗難被害の連絡がありました。電動のこぎりなどで像の根本付近から切断されたとみられ、現場には台座部分だけが残っていました。盗まれた日時など、詳しい状況は分かっていません。
岡山市は「友好の象徴が失われとても悲しい。返してもらいたい」としています。今後の対応については今のところ決まっていません。