中学時代、いじめを受けた経験がある落語家がさぬき市の中学校を訪れ、コミュニケーションの大切さやいじめをなくす方法を伝えました。
(落語家/林家染太さん)
「人の悪口・陰口で盛り上がるのちょっとだけ減らしませんか。全部は無理やわ。ちょっと減らしていかへん?」
さぬき市の長尾中学校で開かれた人権講演会には、全校生徒約270人が参加しました。
講師を務めたのは中学生の頃にいじめを受けた経験がある落語家の林家染太さん。中学時代や落語家としての経験を交えながら「困難な時には勇気を出して周りの人に頼ることも大切」などと伝えました。
(落語家/林家染太さん)
「誰にも相談できなくて本当に苦しくて仕方ないなら逃げていいです。生きてたらおもろいこと楽しいこといっぱいありますからね。なんでもいいから生き延びてください」
(参加した生徒)
「いじめを受けていた過去もあったけれど、それでも今は明るく活躍している姿を見てすごいなと思いました」
(落語家/林家染太さん)
「最近世の中って人の悪口・陰口ばかり言う風潮があるので、もうちょい人を褒めていこうや、リスペクトしていったらもっと楽しい世の中になるのではないかと伝えたいなと思ってしゃべった」