JR四国が9月から10月にかけて香川県で開業した2つの宿泊施設について、四之宮和幸社長は「十分に手応えを感じている」という見解を示しました。
JR四国は2018年から空き家などを改装して宿泊施設として開業する「空き家再生事業」を展開しています。宿泊需要の高まりを背景に香川県と徳島県で運営する施設は合わせて6つとなりました。
JR四国によりますと、9月にさぬき市にオープンした施設は、遍路巡りの客などから土日を中心に予約が入り堅調なスタートを切っています。
また、10月19日にオープンした高松市の施設は、瀬戸内国際芸術祭の秋会期の来場者らを中心に曜日を問わず多くの予約が入っているということです。
(JR四国/四之宮和幸 社長)
「ホテルとかではない形でのニーズも高まっていると思っている。2030年までに2億円の売り上げをできるだけ早く達成できるようにアクセルを踏んでいきたい」