冬を越すために長距離を飛び「旅するチョウ」と呼ばれるアサギマダラが香川県の小豆島に飛来しました。
アサギマダラは秋の七草の一つ、フジバカマの蜜を好むとされます。
香川県小豆島町の畑では淡い青色、あさぎ色の羽を広げたアサギマダラがフジバカマの花に止まってゆっくり羽を休めていました。
畑を手入れする森口守さん(77)によりますと2025年は、10月13日に初めて飛来を確認したということです。
例年より数が少なく、夏の暑さの影響でフジバカマの生育が悪かったことが原因とみられています。
森口さんは2018年ごろからフジバカマの栽培を始めました。最初は2鉢でしたが、アサギマダラの飛来をきっかけに数を増やし、現在は約200平方メートルの畑を囲むように植えています。
(フジバカマを栽培する/森口守さん)
「優雅に飛ぶひらひら飛ぶ姿色がきれい。毎年秋になると来てくれるのが楽しみ」