朝晩、冷え込む日が増えてきました。香川県さぬき市の寺では、イチョウとモミジの紅葉を同時に楽しめます。
四国霊場第88番札所、さぬき市の大窪寺です。
本堂の前で出迎えてくれるのは、高さ25mを超える大きなイチョウの木。地域のシンボルとして貴重な樹木を指定した「香川の保存木」に選ばれています。
(埼玉県から)
「色がすごく綺麗。空の色とのコントラストなのかなと思うんですけど、(他の場所と)全然イチョウの色が違うのでもうびっくりしちゃって」
大窪寺のイチョウをきれいに撮影できる、住職おすすめの時間帯は「午後」です。西日が当たる時間に近付くほどイチョウの葉の黄色がきれいに見えるそうです。
大窪寺は山に囲まれて日が陰るのが早いため、午後1時~午後3時ごろがおすすめだということです。
(野口真菜リポート)
「門の近くの道にはモミジが並んでいます。トンネルのように枝が伸びていて、澄んだ空気の中グラデーションを楽しめます」
6日も観光客や遍路客、地元の人が紅葉狩りを楽しんでいました。
ちなみにモミジの撮影は正午ごろまでがおすすめです。モミジの庭が東側に開けているため、午前中よく日が当たるそうです。
(さぬき市から)
「いつもだったら11月の文化の日あたりにイチョウがもう散っている感じ。今は両方見られるかなと」
2025年はモミジ、イチョウとも例年より1週間ほど見頃が遅れているそうですが、赤と黄色のコントラストを楽しむことができます。
大窪寺のイチョウは11月中旬まで、モミジは11月いっぱいが見頃だということです。
岡山・香川の紅葉情報
蒜山大山スカイラインや雲辺寺山で見頃を迎えています。その他も色付いていて、今後の朝晩の冷え込みでさらに色付きそうです。