JR四国が8つの路線の区間ごとの2024年度の収支を発表しました。
18ある区間のうち本四備讃線の児島ー宇多津を除く17の区間で赤字となりました。全ての路線、区間を合わせた営業損益は約138億円の赤字で、赤字幅は前の年度より1.8億円ほど広がりました。
100円の収入を得るためにかかる費用を示す「営業係数」は全区間の平均が155円で、前の年度より2円改善しました。最も低かったのは児島ー宇多津の72円で、最も高かったのは予土線の北宇和島ー若井の1329円でした。
JR四国は移動需要の回復などで旅客運輸収入は増えていて、今後も各地域の利用促進に取り組みたいとしています。