5月はこども家庭庁が定める「春のこどもまんなか月間」です。岡山県警などが8日、児童虐待防止を呼び掛けました。
JR岡山駅前で、岡山県警や児童相談所の職員らがチラシを配り、虐待かもしれない行為に気付いたり、身近に子育てに悩んでいる人がいたりした場合は、電話専用ダイヤル「189」に相談してほしいなどと呼び掛けました。
2024年、虐待の疑いがあるとして岡山県警が児童相談所に通告したケースは1142件ありました。
そのうち子どもの前で配偶者ら家族に暴力を振るうなど「心理的虐待」が700件余りで6割以上を占めています。
(岡山中央警察署 生活安全第一課/山本直希 課長)
「(児童虐待は)なかなか表に出てこないことが多い。もしかしたら虐待が潜んでいるかもしれないという思いを持っていただいて、児童相談所、警察に伝えていただければ」