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参院選「一票の格差」は違憲状態  広島高裁岡山支部が判決 選挙無効の訴えは棄却

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 2025年7月の参議院選挙の「一票の格差」を巡る裁判で、広島高等裁判所岡山支部は「違憲状態」と判断しました。選挙無効の訴えは棄却しました。

 2025年7月の参院選の「一票の格差」が最大で3倍を超えていたのは憲法違反だとして選挙無効を訴えていたのは、升永英俊弁護士を中心とする全国の弁護士グループです。

 議員1人当たりの有権者数が全国で最も少ない福井選挙区を「1票」としたとき、岡山選挙区は「0.41」票の価値しかないなどとしています。

 13日の判決で広島高裁岡山支部の井上一成裁判長は「投票価値の平等は唯一、絶対の基準ではなく、一定程度平等でないとしても憲法違反とは言えない」と訴えを棄却しました。

 その一方で「国会に格差を是正する姿勢があったとは言えず、選挙当時の不平等な状態は違憲状態にあったと言わざるを得ない」などとし、「参議院や民主主義の正統性にも疑問を抱かせるものである」としました。

 判決を受け原告側は――。

(升永英俊 弁護士)
「歴史的判決です。隣にいる賀川先生の肩を私は強くたたきまして、『やった』と。人口比例選挙は今後起こるということです」

 全国の同様の裁判では12日までに13件で判決が出ていて、「合憲」が5件「違憲状態」が8件となっています。

 原告側は上告するということです。

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