サッカー明治安田J1リーグ最終節、ファジアーノ岡山が6日、アウェーで清水と対戦しました。J1初挑戦のシーズン最終戦を笑顔で終えました。
悲願のJ1昇格からちょうど1年。ここ10試合勝利から遠ざかるファジアーノですが、清水戦では岡山らしさを披露します。積極的なプレスとシュートで前半から何度も清水ゴールに迫り、主導権を握ります。
後半18分、ロングボールに抜け出したのは、フォワードのルカオ。今シーズン全試合に出場し、強じんなフィジカルでJ1を沸かせたルカオのゴールでファジアーノが先制します。
後半31分には右サイド木村のクロスに江坂。今季全試合に出場し、J1初挑戦のチームを引っ張った男の鮮やかなボレーシュートで点差を広げます。
その後1点差に詰め寄られ、迎えた後半アディショナルタイム、今季何度も岡山のピンチを救った守護神のブローダーセンがゴールを死守します。
約3カ月半、11試合ぶりの勝利を全員でつかんだファジアーノ! 20チーム中13位でJ1初挑戦のシーズンを終えました。【ファジアーノ岡山 2‐1 清水エスパルス】
(ファジアーノ岡山 FW/「33」江坂任選手)
「ともに戦っていただいて岡山もファジアーノも盛り上げてもらった、また来年一緒に戦ってもらえるよう自分たちもいい準備をして戦いたい」