瀬戸内海の養殖カキが大量死している問題を受け、水産庁が15日、高松市のカキ養殖場や加工場などの現地調査を行いました。
水産庁の藤田仁司長官が視察したのは、高松市のカキ養殖場です。
藤田長官は香川県の漁業指導船で養殖場を訪れ、引き揚げたカキいかだのロープに付いたカキの多くがへい死している様子を確認しました。香川県漁連や牟礼漁協の関係者らから説明を受けました。
志度湾でカキ養殖をする3つの漁協の関係者によりますと、この冬に約9割のカキが死滅したということです。
藤田長官は房前漁港のカキ加工場を訪れ、加工業者らから現状を聞き取りました。生産者らとも意見交換しました。
(カキ養殖業/中西伸和さん)
「やはり第一は原因究明、それしかないですね現状は。こういう状況はこれ以上は良くならないので」
藤田長官は16日、岡山県浅口市や瀬戸内市の養殖場も視察する予定です。
(水産庁/藤田仁司 長官)
「長い目で見た取り組みをしていかないと、地域にしっかり安定的に根ざしたような産業、そういったものは維持できないのではないかという印象を受けた」