第100回全日本テニス選手権の男子ダブルス決勝が12日、東京都の有明コロシアムで行われ、岡山市出身の楠原悠介選手(28)のペアが準優勝しました。
第1シードの楠原悠介・中川舜祐(ともに伊予銀行)組は、第4シードの田口涼太郎(Team REC)・野口政勝(ONE DROP)組に2-6,6-0,〔8-10〕で敗れ、準優勝となりました。
楠原選手は、岡山理大付属高校から法政大学に進学し、2020年に伊予銀行(愛媛県)に入社しました。今シーズンは、国際テニス連盟(ITF)の男子下部ツアーでシングルス初優勝を果たし、ダブルスでは、主に中川選手とペアを組み、下部ツアー8大会で優勝。シングルス、ダブルスともに自己最高位を更新しています。(シングルス最高752位、ダブルス最高266位)
第1シードとして出場した今大会は、決勝まで1セットも落とさず勝ち進み、安定した強さを見せていました。
楠原選手は13日、自身のインスタグラムを更新し、「悔しいの一言。この舞台に立てたこと、そして決勝まで戦えたことは誇りです。来年、必ずリベンジします」などとコメントしています。