高松市朝日町の製鉄工場の敷地から、14日、基準値を上回るカドミウムなどの有害物質が検出されたことが分かりました。
高松市によりますと、東京製鐵が2025年2月から2026年3月にかけて高松市朝日町の高松鉄鋼センターの敷地で自主的に行った調査で、土壌汚染対策法の基準値を上回る量の有害物質が検出されました。
検出されたのは「カドミウム及びその化合物」「六価クロム化合物」などの7つの物質です。このうち「水銀及びその化合物」については、基準値の最大14倍に当たる量が検出されました。
高松鉄鋼センターでは、2025年2月にも土壌から基準値を超える有害物質が検出されたと報告がありました。今回の調査は、前回調査した土地と隣接する北側の土地で行われたものでした。
14日現在、健康被害は確認されていません。高松市は、土壌から地下水へ有害物質が溶け出している恐れがあるとして、センターから半径500メートルの範囲で飲み水のために使っている井戸があれば、飲むのを控えるよう呼び掛けるとともに、14日午後から現地調査を行っています。