岡山労働基準監督署は21日、岡山市北区西花尻の建設会社「大孝工業」と代表取締役(52)を、労働安全衛生法違反の疑いで、岡山地方検察庁に書類送検しました。
岡山労基署によりますと、大孝工業は、2026年1月24日、岡山市東区の住宅の敷地内で、機械を使ってカーポートを解体する際、法律で義務付けられた機械の運転者以外の人の立ち入り禁止措置を行わず、また、運転者への特別な教育をしていなかった疑いが持たれています。
解体用機械を使った柱の撤去作業の際、柱を手で支えていた男性の頭部に柱が当たり、男性は死亡しました。
労働安全衛生法では、解体用機械を使って作業をする際、危険な場所に表示などを使って運転者以外の人の立ち入りを禁止することが義務付けられています。
また、機体の重さが3t未満の解体用機械を運転させる場合は、労働者に学科と実技の特別な教育を行うことが義務付けられています。
岡山労働基準監督署は、捜査に支障が出るなどとして、代表取締役の認否を明らかにしていません。