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トルコ中央部・キュルテペ遺跡で発掘調査 人類の都市の起源に迫る ノートルダム清心女子大学

 26日、人類の都市の成立の起源に迫る研究を、岡山市のノートルダム清心女子大学などの研究チームが発表しました。

 研究の成果を発表したのは、岡山市にあるノートルダム清心女子大学の紺谷亮一教授(62)らの研究チームです。

 古代における都市の成立を研究している紺谷教授は、「古代の『都市』は農耕の発展により誕生した」という一般的な考え方に対し「要因はそれだけではない」と考え、古代の遺跡などを研究しています。

 紺谷教授らは、2025年8月トルコ中央部・キュルテペ遺跡の発掘調査で、5300年ほど前に作られた壁の一部を見つけました。

 見つかったのは長さ10mほどですが、紺谷教授はこの壁について「一定エリアを囲む直径100m余りの円のようになっている可能性があり、非常に大規模なもの。周辺に都市があったと推察される」としています。

 壁は、農耕で栄えた世界四大文明の一つ、メソポタミア文明の都市の出現とほぼ同時期のものです。

 しかし、発掘したトルコの遺跡は標高が高く農耕に不向きな場所にあるため、別の要因で都市ができた可能性が高いとしています。

 紺谷教授らは、遺跡の周辺には銅やスズなどの鉱山遺跡があり、交易で栄えた可能性があるとしています。

(ノートルダム清心女子大学/紺谷亮一 教授)
「多くの人間が都市というものに住んでいる。都市とは何なのか。どうしてこんなにたくさんの人が集まって都市に住んでいるのか。原点を過去にさかのぼって見るのは非常に大事なことなんじゃないかな」

KSB 報道
執筆:KSB報道
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