水辺でのレジャーなどが増える夏を前に、岡山県高梁市の消防と警察が合同で水難事故の救助訓練をしました。
高梁川の河川敷で開かれた訓練には、消防職員や警察官ら、約30人が参加しました。
(訓練の様子)
「おーい!大丈夫か!」
「アユ釣りをしていた友人が川に流された」という通報を受けた想定です。
(警察)
「仰向けの状態で、こちらの呼び掛けには反応しません」
警察官は消防職員に状況を伝えるとともに、流された人と一緒にいた人に聞き取りなどをしました。
そして到着した救助隊員が川に入り流されている人を救助。その後、警察官が身元などを確認しました。
(高梁警察署地域交通課/豊田和哉 課長)
「いち早く対応することが不可欠。 現場に着いた警察官から即座に消防に連絡して情報を伝達できるよう確認しました」
岡山県警によりますと、2025年1年間で岡山県では26件の水難事故が起こっていて、14人が死亡しています。また、2026年に入ってからも6月3日までに5人が亡くなっているということです。
もし川で流されたら…とにかく「浮いて待つ」
水辺でのレジャーが多くなるこの季節、高梁市消防署は必ずライフジャケットを着用するよう呼び掛けています。
そのうえで、もし川で自分が流されたら……とにかく大事なのは「浮いて待つこと」です。
浮かぶ際は下流に足を向けること、そして足を上げることがポイントだということです。足を下げていると川底の岩や草に足を取られて動けなくなるリスクが高まるといいます。
無理に岸に近づこうとせず、基本的には浮かんで流れに身を任せ、救助を待ってほしいとしています。
また、もし流されている人を見つけたら自分で助けに入らず119番通報するよう呼び掛けています。