水の事故が起きやすいとされる夏のレジャーシーズンを前に、岡山市消防局の若手消防士が救助技術を磨きました。中には最近増えつつある女性消防士の姿もありました。
岡山市消防局が毎年この時期に行っている訓練には、採用から4年目までの若手消防士35人が参加、このうち2人が女性です。
2年目の島ののかさん(23)は、今回が初めての参加です。
(岡山市消防局/島ののかさん)
「いざ水難事故が起きたときに素早く、少しでも多くの方を救えるように技術を身に付けていきたい」
訓練メニューは男女ともに同じ。まずは、足をつかずに10分間泳ぎ続けます。
マラソンが趣味で体力には自信があるという島さん。まだまだ表情には余裕を感じます。
その後は、胴長を着用した状態での水中捜索や、「スローバッグ」と呼ばれる救助用の道具の使い方を学びました。
この日の最後は、服を着た状態で泳ぐ訓練です。要救助者を見失わないよう顔を上げながら25mを泳ぎ切りました。
(岡山市消防局/島ののかさん)
「服を着たままクロールをすることや、胴長の中にわざと水を入れて陸に上がるのが想像以上に水が重くてしんどかった」
岡山市消防局では女性消防士が年々増えていて、現在は10年前の2倍近い37人となっています。全体に占める女性消防士の割合は4.7%です。
消防庁は、女性消防士の割合を将来的に10%程度まで引き上げる目標を掲げていて、岡山市消防局も女性専用の仮眠室を設けるなど働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
(岡山市消防局/山根俊輔 人事担当課長)
「毎年(女性を)数名程度採用できていて少しづつ増えている状況。岡山市の安全安心を守っていただける方であれば男女問わずしっかり採用できる」