ウクライナで街の復興支援に取り組んでいる男性が、26日、岡山県笠岡市の高校で講演しました。
(JICAウクライナ事務所/松本颯太さん)
「兵士じゃなくても地雷などで(身体を)損傷する人が増えていて今は義手や義足の需要が高まっている」
笠岡市の笠岡高校で講演したのは、開発途上国の支援を行う国際協力機構、「JICA」で働いている松本颯太さんです。松本さんが着用しているのは、ウクライナの民族衣装です。
松本さんは岡山大学出身で、2025年6月からウクライナの首都、キーウにある事務所で街の復興に取り組んでいます。
ロシアによる侵攻が長期化し、空襲警報で授業や会議などが分刻みで中断されるウクライナの「日常」を高校生に伝えました。
(JICAウクライナ事務所/松本颯太さん)
「我々も逃げようとした時、逃げた瞬間に(空襲警報が)解除されて『まったく……』と言いながら戻ることも日常茶飯事」
この講演会は、生徒らに世界情勢を自分事として考えてもらおうと高校が企画したもので、2年生約140人が参加しました。
(2年生)
「日常生活を戦争と隣り合わせながらも普通に送っている現状に少し驚いた」
(2年生)
「空襲の予測などをして行動をしている対応力のすごさを感じた」
(JICAウクライナ事務所/松本颯太さん)
「日常と非日常が混ざり合って動いているのがウクライナ。そういう一面にも気付いてもらえたらよりウクライナに心を寄せるきっかけになるのでは」