戦争を知らない世代が平和をつないでいこうと、岡山市の中学生が平和のためにできることを考えました。
(3年生)
「祖母は小学校低学年の時に戦争を体験しています。戦争中は家を焼かれたり、米軍の爆撃機が襲ってくるたびに空襲警報のサイレンが鳴り響き、防空壕へ逃げなければならなかったため安心して熟睡することはなかったと聞かせてもらいました」
山陽学園中学校で6月26日に開かれた平和集会です。生徒約200人と岡山県原爆被爆者会の会員6人が参加しました。
代表の生徒が戦争を経験した人から聞き取った話を伝えました。その後、母親のお腹の中にいた時に被爆をした結城温水さんが自身の経験を語りました。
(母親の胎内で被爆/結城温水さん)
「親から『原爆のことは一切言ってはだめ、みんなから差別されるから』(と言われた)。私は何のことか分からなかったけど一切言いませんでした」
(3年生)
「戦争をすることでこんなにも、その人自身の生活などが変わってしまうのかと印象に残りました」
(2年生)
「被爆者から聞いたお話を次世代に広めることはできると思うので、これからも語り部を続けていきたいと改めて思った」
生徒はその後、「自分が戦争の時に中学生だったらどう感じたか」などを話し合い、「やりたいことができなくて苦しそう」といった意見が並びました。
被爆2世の小川澄雄さんは―
(被爆2世/小川澄雄さん)
「当時の中学生はこんなことは思わないように学校で教えられていた。人間として正直な言葉が発せられる、これは大切にしないといけない」