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能登の医療は?“空飛ぶ医療団”が見た現場 孤立集落の住民「集団避難」へ

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■孤立集落にカメラ 住民「集団避難」へ

 孤立が続く石川県輪島市の七浦地区。初めてカメラが入りました。

 七浦地区では25日、209人の住民全員が「集団避難」することが決まりました。

住民 「(Q.一緒に避難される)つもりです。もういられない、暗い中には」

 能登半島では一時、100カ所以上の集落が孤立。16地点の孤立が解消されていない状況です。

■能登の医療は?“空飛ぶ医療団”見た現場

 孤立集落に向かうのは、NPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」が運営する“空飛ぶ捜索医療団”です。

 震災で「長期避難世帯」に認定された珠洲市の仁江町で、一時帰宅中に孤立してしまった住民ら4人を避難所まで搬送します。

 そこで目にしたのは、街を土砂が覆う光景でした。一歩一歩、復興に向けて歩みを進めてきたなか…。

空飛ぶ捜索医療団 橋本笙子さん 「今回の雨ってある意味、住宅を流す・土砂が入るという目に見えた(被害)以上に、地震から立ち上がろうとしていた方々の希望、これからの生活を根こそぎ持っていってしまった」

 “空飛ぶ捜索医療団”は25日の時点で9人まで増員。そのうち4人が看護師です。

 珠洲市の中心地・飯田町の土砂崩れ現場から泥水が押し寄せる住宅。「在宅避難者」の安否確認にも立ち会います。

橋本笙子さん 「今、珠洲市にある病院はすべて正常で動き出している。そのなかで私どもが行う医療支援はそこにつなげていく」

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