和歌山県を旅行中に行方不明となっていたドイツ人男子大学生の遺体が和歌山市の沖合で見つかりました。
警察によりますと、1日、和歌山市の田倉崎沖で身元不明の遺体が見つかり、DNA型鑑定の結果、先月11日以降に行方が分からなくっていたドイツ国籍の男子大学生のクラウディオ・ヴォルムさん(21)と判明しました。
発見時、ジーンズをはいていましたが、上半身に服は着ておらず、靴は履いていなかったということです。
ヴォルムさんは9月に観光目的で日本に入国して東京都内を観光した後、和歌山県に入りましたが、先月10日に母親とSNSでやり取りしたのを最後に連絡が取れなくなっていました。
亡くなったのは先月上旬とみられますが、遺体の損傷が激しいため死因は特定できておらず、警察は事件と事故の両面で捜査しています。