ブラジルで開かれているG20サミットで中国の習近平国家主席はグローバルサウスと呼ばれる新興国への支援を強調しました。
G20サミットで18日に演説した習近平国家主席は「世界の主要な大国のリーダーとして、我々は運命共同体の意識を持たなければならない」と指摘しました。
また、中国は8億人を貧困から脱出させたと強調し、中国の経験をグローバルサウスと呼ばれる新興国と共有するとしています。
具体的には「一帯一路」の推進によるインフラ整備や、高レベルの対外開放を実現するとしています。
また、別の演説ではアメリカが進める半導体規制や関税政策などを念頭に「一国主義や保護主義に反対する」と牽制(けんせい)しています。