横浜中華街の気温は10.7℃。寒いとなると食べたくなるのが、おいしそうな「中華まん」です。王道から変わり種までおすすめをグルメ通に聞きました。
■「中華まん」グルメ通おすすめは?
ふかふか生地に包まれているのは、うまみあふれるずっしりのお肉。甘いもの欲を満たす、とろ~りあんこも。冬の横浜中華街を熱々にする絶品「中華まん」について教えてくれるのは年間1000軒以上の店を食べ歩くグルメ通は、中華街の中華まんを熟知しています。
フォーリンデブはっしー氏 「横浜中華街の肉まんを食べ歩いて、1人肉まんグランプリを開催したくらい肉まん大好き。色々食べ歩いたなかでとっておきの肉まんを今回ご紹介」
そんなはっしーさんが「王道」の肉まんグランプリに選ぶのは…。
フォーリンデブはっしー氏 「王道肉まんであれば萬珍樓。生地と肉のおいしさが際立つ。和豚もちぶた使用。旨味を最大限引き出す“あん作り”」
創業130年を超える中華の名店。少しハードルが高いと感じる人にもおすすめだそう。
フォーリンデブはっしー氏 「萬珍樓は高級店だが…店の目の前でテイクアウト可能。蒸したて食べられる“肉まんの醍醐(だいご)味”」
都内から来た人 「おいしい、すごくフカフカ。“肉肉しくて”おいしい」
続いては、進化系の絶品「肉まん」です。
フォーリンデブはっしー氏 「北京飯店の五目肉まん。肉団子が入っていると想像するが…肉と野菜の五目煮込みをそのまま閉じ込めている」
角切りのバラ肉や青菜など5時間以上煮込んだ具材が一品料理のような味わいです。
フォーリンデブはっしー氏 「ゴロッとした野菜と肉が大暴れ」
ブタまんの名店が出す甘い中華まんも魅力的です。
フォーリンデブはっしー氏 「どうしても皆さん豚まんを注文しがちだが、流砂包(リュウザンパオ)というめちゃめちゃおいしい隠れメニューがある。塩気と甘みが融合してさらにバターの風味、非常に背徳的」
カスタードあんのおいしい秘密はバターに、アヒルの卵の塩漬けが奏でる甘じょっぱさです。
東京から来た人 「いただきます。うまっ!おいしい。バターみたいな風味とカスタードっぽい甘さ。食感は食べたことない感じ。皮もちもち、中トロトロ。おいしい」
中華街で今、はやりど真ん中の中華まんも。
フォーリンデブはっしー氏 「最近SNSでもはやっているのが、老維新のパンダまん。竹炭で黒いパンダの顔を表現。中にはチョコカスタード。甘いスイーツ系の中華まん。さらに、ブタ角煮まんはブタの顔がモチーフ。肉のあんとかではなく、ブタの角煮がドーンと」
愛らしい見た目で写真映えもするけれど、「味もちゃんとおいしい」のがおすすめポイントだそうです。