就任以来、初となる外国訪問に出発した台湾の頼清徳総統はハワイに立ち寄りました。中国政府は強く反発しています。
11月30日に台湾を出発した頼総統は、ハワイに立ち寄った後、12月6日までの間に台湾との外交関係を持つ太平洋のマーシャル諸島やツバル、パラオを訪問します。
AP通信によりますと、頼総統はハワイには2日間滞在する予定で、到着時には首にレイをかけられ、支持者らから熱烈な歓迎を受けました。
一方、中国政府は頼総統がハワイなどを経由することに強く反発しています。
「中国はアメリカと台湾のいかなる形の公式交流にも、台湾当局の指導者がアメリカに渡航することにも、断固として反対する」と表明し、アメリカに抗議したと明らかにしました。