2日から、これまでの健康保険証の新規発行が停止され、国は「マイナ保険証」の登録や「資格確認書」の活用を呼び掛けています。
病院の患者 「初めてマイナンバーで機械をやらせていただいた。こんなふうにやるんだ。慣れてしまえば楽かもしれないですね」 「(病院の方に)カードを渡してっていうのは、ちょっと怖いなという感じがしますよね」
国は医療情報の共有などに利便性があるとしてマイナ保険証の利用を基本とする仕組みに移行する方針で、これに伴って2日から健康保険証の新規発行が停止されました。
今までの保険証はしばらくは使えますが、有効期限があるため最長でも1年で使えなくなります。
板橋区医師会病院 医事課 吉田桜課長代理 「(利用率上がると)もっと人手が必要になる。(カードリーダーの)台数を今後、増やしていくにはコスト的な国の支援も必要」
板橋区医師会病院は現在、受付のカードリーダーを2台設置していますが、利用率が上がれば台数を増やす必要があると訴えます。
また、マイナ保険証での手続きをサポートするためのスタッフを増やすなど対応をするということです。
国はマイナンバーカードに保険証の機能を持たせる「マイナ保険証」の登録を呼び掛けているほか、マイナンバーカードがない人には自治体などから送られる「資格確認書」を利用するように求めています。