誰も乗っていない車。目の前で、突然、動き出しました。
群馬県安中市の碓氷湖畔にある駐車場。男性が到着すると、そこには自分の黄色い車の写真を撮る持ち主の姿が。
妻 「自分の車撮ってる」
やがて、車の撮影をしていた人は、その場を離れます。しかし、映像をよく見てみると…。
妻 「なんだあの黄色い車は。めちゃくめちゃ出てきた。自動?誰も運転してないよ。あれ?無人じゃない?」
夫 「大丈夫か、おい」
無人のはずが突然動き出した車。男性が取った行動は…。
目撃した男性 「(最初は)最近の車は自動で動くのかね。そんな会話から気付いた」
男性は車を止め、持ち主を探します。
妻 「いいよ、いいよ」
クラクションを鳴らしますが、誰も現れません。このままでは正面の生け垣に突っ込んでしまいます。男性は思わず…。
エンジンが掛かっていない小型車だったこともあり、男性は事なきを得ましたが、状況によっては危険もありました。
目撃した男性 「もうとっさでしたね。自分も車が大好きなので、車を大事にしてる人の車を傷付けちゃいけない。そっちの思いでした」
すると、奥から慌てた様子で走って来る持ち主が。ドアを開けて何か操作している様子が見てとれます。
目撃した男性 「(持ち主が)サイドブレーキ引いたんですけど甘かったようです。すみませんでしたと」
駐車し、離れる時は事故を防ぐためにもギアをパーキングに入れ、サイドブレーキをしっかり掛けることが必要です。