山梨県の富士山とコンビニ店を一緒に収めることができる人気撮影スポットで、観光客らのマナーが少しずつ変化しています。さらなる改善に向け、新たな柵の設置工事が始まりました。
富士河口湖町にあるコンビニ店は富士山と絡めて撮影ができるとして人気スポットになっています。
しかし、観光客によるマナー違反が後を絶たず、町はこれまで目隠し用の幕を設置するなどの対策をしてきました。
町によりますと、全体的なマナーは良くなったものの、危険な道路の横断はいまだ多いということです。
町は16日、安全に横断歩道を渡るよう促すため、新たにコンビニ店側に幅6メートルにわたる柵を設置する工事を始めました。
近隣住民 「混んでいれば押されて道路の方へ出そうになったりしているのは見ているから、ちょっと怖いなっていうのはあります」
ベトナムからの観光客 「富士山さえ見えれば、マナー違反を防ぐために柵を設置することはいいと思います」
ブラジルからの観光客 「注意をしない人もいるから柵を設置するのは必要なことだと思います」
柵の設置は17日にも完了する見通しです。
町はさらに、24日夜からコンビニ店前の横断歩道を強調するため、緑色と白色を交互に塗り分けて目立たせる予定です。