ドイツで16日、ショルツ首相の信任投票が否決され、議会が解散することになりました。来年2月に総選挙が行われる見通しです。
ドイツ連邦議会(下院)で16日、ショルツ首相の信任投票が実施され、否決されました。
21日以内に議会が解散し、与野党がすでに合意している来年2月23日に総選挙が行われる見通しです。
ドイツでは先月、予算編成などを巡る対立で連立与党3党のうちの一角が離脱して連立政権が崩壊し、ショルツ首相が11日、自らの信任投票を要請していました。
公共放送の世論調査によりますと、ショルツ首相率いる中道左派・「社会民主党(SPD)」の支持率は16%で、最大野党の中道右派・「キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)」の32%、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の18%に続いて第3位で、苦戦が予想されています。