ブラジル南東部で大雨による土砂崩れが発生し、少なくとも10人が死亡しました。
ブラジル南東部のイパティンガ市で12日、1時間に80ミリの雨が降り、洪水や土砂崩れが発生しました。
地元メディアによりますと、この大雨による土砂崩れで8歳の子どもを含む少なくとも10人が死亡し、1人が行方不明になっているということです。
イパティンガ市の市長は会見で「ここ数時間の雨だけではなく、先月ほぼ毎日、雨が降り続き、地面が濡れていた事が土砂崩れの原因と考えられる」と説明しました。
国立気象研究所は今後、数日間は大雨が降ると予想していて、警戒を呼び掛けています。
また、サンパウロ州では11日、大雨の影響で屋根の上に避難していた馬が救出されました。
飼い主によりますと、大雨で家が浸水して水の勢いが強くなってきたため、馬を何とか屋根に引き上げて避難させたということです。
馬は救助隊のクレーンでつり上げられ、無事に救出されました。