2021年1月に起きたアメリカ議会議事堂乱入事件を巡り、トランプ新大統領が恩赦や減刑を認めたことを受けて、服役していた極右団体の創設者らが釈放されました。
トランプ新大統領は20日、2021年1月6日に発生し、多数の死傷者を出した議会乱入事件で起訴されたおよそ1500人を恩赦し、有罪となった服役囚を減刑とする大統領令に署名しました。
扇動共謀罪などに問われた極右団体「オース・キーパーズ」の創設者、スチュワート・ローズ服役囚は、事件で服役した人のなかでも重い禁錮18年の判決を言い渡されていましたが、減刑の対象となり、21日に釈放されました。
民主主義の根幹を揺るがす事件だっただけに、恩赦と減刑の判断には共和党議員からも「同意できない」などと批判する声が上がっています。
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