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「トランプ政権は不確実性高いからこそ努力すれば身を守れるかも」神田前財務官が指摘

経済

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 財務省の財務官を務めた神田眞人次期アジア開発銀行総裁がトランプ新政権について「不確実性が高いからこそ努力すれば身を守れるかもしれない」と指摘しました。

神田眞人次期アジア銀行総裁 「(トランプ新政権について)心配するというよりは不確実性が高くて、だからこそよく見ないといけないし、流動性のなかで努力すれば身を守れるかもしれないし、もっといいことができるかもしれない」

 神田次期アジア銀行総裁は日本記者クラブで会見し、トランプ新政権には「言った通りになるかは議会との関係で分からない」「実際に言った通りになるか分からない」という2つの不確実性があると説明しました。

 アメリカの議会では上院、下院とも共和党と民主党の議席が伯仲しています。

 また、トランプ大統領が主張する関税の引き上げや減税、移民対策はいずれもインフレを招くとされ、神田次期アジア銀行総裁は「2年後に中間選挙を控えるなかでインフレを放置するわけがない」と指摘しました。

 日本については円の価値が30年で約3分の1になっているとして、中長期的に円の価値を維持するには競争力や生産性を上げる必要があるとの分析を示しました。

 神田氏は来月24日にアジア銀行総裁に就任する予定です。

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