闇バイトに応募して千葉県内の貴金属店と質店で去年、強盗しようとした罪に問われた男に執行猶予付きの判決が言い渡されました。
岸本蘭丸被告(22)は去年8月、船橋市の貴金属店と八千代市の質店で強盗しようと事前に準備した包丁1本を隠し持って店内を徘徊(はいかい)したなどの罪に問われました。
これまでの裁判で岸本被告は動機について「メディア関係の仕事につくために専門学校で勉強したかった。そのために短期間でお金を稼ぎたかった」と話していて、検察側は懲役3年を求刑していました。
24日に開かれた裁判で千葉地裁は、「被告人は犯罪組織に属していたわけではなく指示役に従うだけの従属的立場にあった」などとして、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。