横浜市の簡易宿泊所で宿泊していた男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警察は男性に暴行を加えけがをさせたとして、隣の部屋に宿泊していた男を緊急逮捕しました。
警察によりますと、25日午前7時半ごろ、横浜市中区の簡易宿泊所で「廊下で頭から出血している男の人が倒れている」と110番通報がありました。
警察官が駆け付けたところ、この施設に宿泊していた高田将司さん(49)が廊下で倒れているのが見つかり、病院に搬送されたものの死亡が確認されました。
警察は高田さんに殴る蹴るなどの暴行を加え、けがをさせたとして、隣の部屋に宿泊していた自称アルバイトの細越正道容疑者(47)を緊急逮捕しました。
細越容疑者は当時、酒を飲んだ状態で、取り調べに対し「暴行を加えたことに間違いはありません」と容疑を認めているということです。
警察は2人の間にトラブルがあった可能性も視野に、当時の状況や動機を調べています。