ロシアと同盟関係にあるベラルーシで大統領選挙が行われ、現職のルカシェンコ氏が出口調査で9割近い得票率で当選確実です。
ベラルーシでは26日、大統領選挙の投票が行われました。
30年以上権力の座にあり、「ヨーロッパ最後の独裁者」とも呼ばれる現職のルカシェンコ大統領は犬を連れて投票しました。
国営のベルタ通信は出口調査の結果、ルカシェンコ氏の得票率が87.6%と伝え、7期目の当選が確実です。
選挙には他に4人が立候補しましたが、欧米メディアなどはルカシェンコ氏と競合しないよう、ベラルーシ当局が選んだ候補者だと指摘していました。
前回(2020年)の選挙の後には、不正を訴える市民による大規模な抗議活動が起きています。